メモ:ソ連機モノグラフ電子版購入先について

 電子版で購入できるソ連機モノグラフについて自分用にメモする。

 これを書いている人間は、正直に言えば、十分に理解しないまま体当たりで購入に踏み切っているため、以下に書かれていることを真似して何かしらの損害を被ったとしても責任を取れないことに注意してほしい。

 

・Война и мы. Авиаколлекция (Яуза)

 ソ連機のモノグラフを中心としたシリーズ。大戦機だけでなく現用機も扱っている。内容は一般的なモノグラフで、開発経緯から始まり派生型の解説、実戦記録などで構成されている。ただし100ページ程度のものから400ページに迫るものまであり、カラー側面図も冊子によってあったり無かったりするなど、フォーマットにあまり統一性はない。文章による解説が中心だが、写真や図版も多数収録されている。執筆者にはMikhail MaslovやDomitoriy Khazanovなど、Osprey Publishingで見かける名前を見つけることができる。

 シリーズのうちいくつかは電子書籍化されており、litres.ruから購入可能。Ozon.ruの商品ページからダウンロード購入を選んだ場合でもlitres.ruに転送される。1冊500~1,000円程度(2019年1月現在)。ファイルは基本的にPDF形式でダウンロードできる。支払方法は色々あるようだがPaypalが使える。最初に数百円でもチャージすればアカウントとパスワードが自動生成される。

.

 

・Авиаколлекция (Моделист-конструктор)

 30-40ページ程度のモノグラフで、ソ連大戦/現用機以外にも各国の機体を扱っている。雑誌«Моделист-конструктор» の別冊として発行されている。どちらかといえばマイナーな機体(例えばTupolev R-6やShavrov Sh-2など)も扱っているのが嬉しい。また、文章に対して写真と図版が多いため、こちらの方がとっつきやすい。

 

 雑誌Моделист-конструктор公式(http://modelist-konstruktor.ru/)の右下のあたりにいくつかのネット書店の名前が挙げられており、そこから電子版が購入可能。その中ではrukont.ruが表紙を見ながら選べるため使いやすい。なお、どのネット書店でも購入できるのは2010年以降の号だけで、それ以前のものは購入できないようだ。

 

 rukont.ruではメールアドレスとアカウント名、パスワードを設定すればアカウントを作成することができる。1冊250~400円程度で(2019年1月現在)、ファイルはPDF形式。支払はYandex moneyなどのロシアの電子決済サービスのほか、VISAやMasterカードも使用できる。

 

 

・雑誌

 litres.ruでは«История авиации» の№36以降が販売されている。ただしダウンロードではなくlitres.ruにてオンライン上で読むことになる。

 

 その他、適宜追記していく。